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植樹の必要性 森を元気にすることで環境にも良い循環サイクル

■植樹の必要性(国産材を使用して元気な森林を取り戻す)
森林は、二酸化炭素の吸収のほか、地下水を豊かにするなどの水源のかん養、土砂災害の防止、木材・キノコ・山菜といった林産物の供給、保健休養の場の提供など、私たちにとっては欠かせない役割を果たしております。
我が国は森林の面積が国土面積の約3分の2に相当し、世界でも有数の森林国といえます。
この日本の森林資源の約6割を人工林(スギ・ヒノキ・カラマツなどの針葉樹)が占めています。しかし現在、我が国の森林、特に人工林で林業の採算性悪化から手入れが行き届いていない箇所が多く見受けられるようになりました。
そのような状況において健全な森林に育てていくためには国産の木材(国産材)を積極的に使うことが重要です。
現在、成長した人工林の多くが利用可能になっているにもかかわらず、外国産木材の輸入量の増加や林業の採算性の低下により、国産材供給量は国内全体における木材需要量の3割弱に留まっています。このような林業の生産活動の停滞から放置される森林(人工林)も見られるようになっています。

人工林では植栽した木を間引きして密度を調整する「間伐(かんばつ)」といった手入れを行わないと木立の間に日光が差し込まず下草が生えないなどにより土壌が失われたり、土砂崩れの原因となったりします。また、適切な伐採が行われないと新しい木が植えられず高齢の木々ばかりとなり二酸化炭素の吸収量が低下するなど森林の持つ多面的機能の低下につながってしまいます。
そこで、日本の森林(人工林)を元気にするため、「植林」~「間伐などの手入れ」~「伐採」そして「国産材を利用する
というサイクルを回していく事が重要です。
それによって健全な森林の育成と共に住みやすい環境と資源を維持的に得ることができます。そのためには人工林で育った国産材を私たちがもっと利用する事が必要です。


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